1Boxタクシーの乗務日誌のようなもの

都内を走る1Boxタクシーの乗務日誌、タクシーブログのようなもの&タクシーに関するコラムなど

タクシー会社って、どうよ? 赤裸々に書いてみます その2

タクシー会社ってどうなのでしょう?
そんな疑問、特にこの仕事をやってみよう、或いはタクシーしか無いよな、そんな思いを抱いている皆さまに赤裸々に語っています。
今回はその2です。

その1は、こちらからどうぞ。

さて、本題の前に…
タクシーブログのランキングを見ていて、皆さまはどう思われているのでしょうか?
例えば、転職という視点で眺めたときに、残念ながら上位にいるブログは、貴方の期待に応えてくれそうもありません。
理由は、それぞれなのですが…
誰でもできる
簡単に稼げる
自由な時間が沢山ある

こんな文句がブログに謳われていたら、すべてそれはウソ!だから。
と、ここでは書いておきましょう。

だって、考えてみてください。
誰でもできる
簡単に稼げる
自由な時間が沢山ある

こんな仕事だったら、離職率はこんなに高くありません。
応募者殺到で、高倍率になること必定です。

でも、タクシー会社は離職率も高いし、常に求人しているし…
だから、そんな謳い文句が書かれているようなブログは、この業界に転職しようとする人々にとって、役に立たないと私は思っています。

私は東京でタクシードライバーをしているので、他の地方のことは良く知りません。
ただ、業界の仕組みに関しては、東京もその他の地域も無いと思っています。
そして、東京が全国平均でみた時に、売り上げが断然高いのは事実です。

では、本題です。


何年タクシー業界にいるつもりでしょうか?

私は正直な話、こんなに長くタクシー業界にいるつもりはありませんでした(笑)
でも、ある程度の収入が得られて、40代や50代でも普通に働ける場所ってなかなか無いのが現実だったりします。
だから、私はこの仕事をずっと続けるんだろうな、と思っています。

さて、あの下田大気さん。
今でも、カリスマドライバーとしてタクシーの転職サイトなどでときどき名前を見ますが、この人がドライバーとして働いていたのは実質3年弱だったと思います。
東京無線系列の売り上げ平均がとても高い会社でタクシーとしてのキャリアをスタートさせましたが、数年後に同じく東京無線系列の別の会社に転身。
このときはドライバーとしてではなく、アドバイザーとしてだったと記憶しています。
そして、さらに転身されて、今では武蔵野市議会議員になられています。

何で、下田さんの話を持ち出したのかというと、タクシーで稼ごうと思ったときに、細く長くと考えるのか、太く短くと考えるのかによって、方法が異なってくるからです。

私は、彼のように様々な能力は無い平凡な人間なので、稼ぎたい!という気持ちはありつつも、ある一定の線を引いてそこから先には踏み込まないようにしています。
そして、大多数の皆さまは、下田さんの真似はしない方が良いのではないかと思ったりしています。

さて、貴方は何年この業界でご飯を食べて行くつもりでしょうか?
そして、ある程度の年収以上を稼ごうとすると、その年数は短くなる傾向が強いのは悲しい現実だと思います。


どの程度稼げるのか?

私は年収ベースで、昨年の総支給額は530万円強でした。
その前年は400万円台、さらにその前は500万円台だったと記憶しているので、良い年は500万半ば、悪いと400万円後半。
これが私の実情です。
どの様な仕事をしているのか?は、ブログをお読みください。
そして、会社の中では真ん中やや上くらいでしょうか…

隔日勤務で、8万平均をたたき出している人もいます。
そのレベルだと年収ベースで700万円くらいだと思いますが、私が所属する会社でも、その様な人はホント一握り。
7万円平均をたたき出している人は、上位10%くらいかなぁ。
このレベルで、年収ベースで600万円くらいだと思います。

ただ、いずれにしても時間をフルに使って、最大拘束時間ギリギリまで働くことは前提になると思います。

もちろん、勤務形態やシフト、公出回数によっても異なりますので一概には言えませんが…


どうやって稼いでいるのか?

さて、どの程度稼げるのか?よりも、こっちの方が重要だと思っています。
稼ぐドライバーのうち、多数のドライバーが無茶をしている!という現実があります。

例えば、
他のドライバーと争って、そのお客さんを乗せる為に強引に割り込んだり…
必要の無い高速道路を利用して遠回りをしたり…
忙しない運転をして、一時停止無視で違反切符を切られたり…

etc...
そして、そんなドライバーの多くは長続きしていない現実があります。

だって…
大阪のタクシー会社の会長さんも書かれてましたが、『基本的に現行の隔勤は論外(亡き父いわく、現代の奴隷制度)』(ワンコイングループ会長のブログより)の隔日勤務が主流で、その中で体調管理をしなければならないのですから、文字通り身を削って仕事をすることになります。

そして、年々タクシーを利用するお客さんの数は減っているし…
全体のパイは減っている中で稼ごうと思ったら、「無茶する」か「研究する」しか方法は無くて、研究している人の真似を凡人がしようとしても、上手く結果に結びつかないことが多々あるのが現実でしょう。


タクシー業界の悪しき慣習など

ところで、タクシー業界には悪しき慣習が沢山あります。
だから、年収はある程度あっても、そこから引かれるものが多々あります。

例えば…
通勤手当。
これを全額支給している会社は無いんじゃないかなぁ。少なくとも私は知りません。
一般企業では通勤手当は、非課税なので全額支給されることが多く、また、先の年収にも通勤手当は含まれない場合が多いですが、タクシー会社では通勤手当は、支給される給与に含まれていることがほとんどです。

2種免許取得費用。
これは、近年通達だったか、判例だったか記憶が定かでは無いのですが、乗務員負担では無くなってきている会社が都内では大多数だと思います。
残念ながら、地方ではまだこれが乗務員負担の会社は多いように思います。

帰路高速代。
例えば遠方にお客さんをお送りして帰ってくるときの高速代ですが、東名や中央道などの高速道路は会社負担でも、首都高は自腹というところが多いです。
例えば、八王子までお客さんを送って一気に都心に入ろうとしたら、高井戸から先は自己負担。こんな感じ。
これって、意外とバカにならない負担だったりします。

メーター誤操作によるもの。
例えば、実車ではないのに間違えて実車ボタンを押した場合、ほとんどのケースでは自己負担になります。

各種手数料。
チケット換金手数料、クレジットカード利用手数料、ハイグレード車両手数料、専用乗り場入構料などなど様々な名称の手数料が存在しています。
大手ほど、これら手数料は少ないと思うのですが、専用乗り場入構料は日本交通が導入していると聞き及びますので、一概には言えないのかもしれません。

事故の負担金。
有責事故を惹起した場合、応分の負担を求められることがあります。
また、直接的な負担は無くとも、無事故手当てが支給されなくなったり、賞与が減額されたりという、負担を求める会社は多いように思います。

つり銭。
都内では、国際自動車(km)ともう一社を除いて、自分で用意することになります。

有給休暇の取得は難しい。
その月の売り上げの60%が給与だとした場合、休んだ分は売り上げが下がります。
有給手当て?のようなものもありますが、普段の一乗務分の6割程度の支給なので、有給休暇の取得が困難な環境にあります。
また、これは会社によって大きく異なりますが、風邪で仕事を休んだ場合、有給休暇扱いにしてくれない会社もあります。
あらかじめ、有給休暇の取得を申請しなければ認めない、という理屈らしいのですが、私は最初これには戸惑いました(笑)

みなし時間。
どの会社でも同じだと思うのですが、始業点検・終業点検・納金・洗車(外部委託の会社もありますが…)の工程を、1時間でこなすことになります。
というか、1時間分しか会社からは支給されていません…
どうしても、イヤならば帰庫(ハンドル時間終了の意味での帰庫ですが、ちよっとイメージし難いかもしれません)の前に、洗車を終えれば、サービス残業にはなりません。



計画性無く書き連ねました(^_^;)
もう一回くらい同じテーマで書くと思います。



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引っ越してきました!

以前から、はてなブログで展開していました『1Boxタクシーの乗務日誌のようなもの』は、本日付で、shiwa16.tokyoに引っ越してきました。
独自ドメインを用いていますが、プラットホームはライブドアブログを借用しています。

さて、はてなブログから引っ越してきたことで、少しだけ利用し難い側面がありますので、記しておきます。

2019年2月11日以前の記事中のリンクは、記事上必要があってのリンク(つまり、私がリンクしたもの)と、はてな社が私の書いた単語に反応して自動的にリンクされてしまったものが混在しています。

どうにかしたかったのですが、費用と時間とを考えると、そのまま「えいやっ!」と引っ越してきてしまったので、多少(かなり?)過去の記事には読みにくいところが存在することをお許しください。

いずれにしましても、こちらに引っ越してきても、以前と変わらずによろしくお願いいたします。


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タクシー会社って、どうよ? 赤裸々に書いてみます その1

これからタクシー会社を目指そうとしている人の為に、赤裸々な話を書こうと思いました。

普段は生々しすぎて書けないことも、年月が経つことで公にしても大丈夫なこともあります。

その辺りも含めて、書ける範囲で書いてみようと思います。

 

予めお断りしておきます。

差別的な表現が出てきます、ご了承ください。

そして、私の独断だ!ってことをご了承ください。

 

 

タクシーって底辺職ですか?

 

私自身も、底辺職だと思ってました(笑)

だから、この仕事を知らない人が底辺職だと思うことを否定しません。

 

誰にでもできる仕事です。

極端な言い方をすれば、職にあぶれた人でも就ける仕事です。

学歴も職歴も年齢も関係ありません。

長らく雇用の調整弁の役割を担ってきました。

それ故に底辺職だと思われるのでしょう。

だけど、続けるのは難しい仕事だと思っています。

この話はあとで触れます。

 

でも、働いてみると底辺職!と言っているのは、お客さんを含めても少数派です。

だって、お客さんからすれば命を預けるんですから、底辺!なんて思ってても億尾に出さない人が多いですよ。

それに、働いている側も「こんな仕事したくなかった!」なんて思って仕事していたら、事故につながるから、思っている人は少数派だと思います。

 

でも、タクシー業界に入って暫くした頃に、これでどんな仕事もできる!と妙な自信を得ました。

 

 

どんな人がタクシードライバーをやってるの?

 

大多数の人は、良い意味でも悪い意味でも「素直な良い人たち」かな…

でも、素直過ぎると社会からはみ出してしまう事が往々にしてあります。

そんな愛おしい人たちが多いです。

 

そんな、愛おしい人たちを食い物にする人たちも一定数いるのは、悲しい現実的ですけどね。

 

 この職人就く前は、もっと「やさぐれている」人が多いと思っていたけど、その想像はハズレました。

 

あと、想像力に乏しい人が多い様に感じます。

それは、乱暴な運転に現れることもあるし、事故防止教育なんかにも現れてます。

研修や会社の集会などでは、想像以上に同じことを繰り返し言われます。

 

繰り返し言われるのは、頭で理解していても運転や接客という行動に、言われていることが反映していないから…

言われたことを、自分のこととして理解しようとする人は少ないように感じます。

 

 

タクシーは密室での仕事だから…

 

朝、点呼といわれる朝礼の様なものを受けると、会社に帰ってくるまで、独りで仕事をすることになります。

会社に嫌な上司や同僚がいても、僅かな時間さえ我慢すれば、何か言われることはありません。

こんな仕事のスタイル、向く人と向かない人のこと差が結構出るように思います。

 

文句を言われない!代わりに、誰も何も指示をしてくれません。

新人研修は長いところでも2ヶ月くらい、実際のタクシー車両に乗っての実地研修も、長くて一週間くらい。

あとは習うより慣れろ!では無いですが、お客さんに教えてもらいながら覚えるしかありません。

 

先ほど、向き不向きが出るのはココと書いたのは、こんな意味です。

 

さて、お客さんに色々なことを教えてもらうってことの意味をもう少し…

お客さんの中には、教えてやって運賃まで払って、と思う人もいて、イヤミの一つも言いたくなるのは仕方ないですよね。

それに、お客さんの中には、寝て帰りたい人、仕事の電話で忙しい人、相手を口説くのに必死な人など、ドライバーに構いたく無い人も多数います。

そんな人に教えて!と言ったら、イヤミの一つで済むなら良しとしないと…

乗る側の立場になって考えたたら、当たり前ですよね?

 

ところで、そんな仕事だからでしょうか?

帰庫して納金の準備や洗車の時間には、色々な話が飛び交います。

話を盛ることもいれば、控えめの人も…

売り上げのこと、お客さんのこと、などなど。

 

他人の自慢話なんか聞きたくない!って人にはうっとおしい時間かもしれません。

 

私は、何人か営業方法の参考にさせてもらっているドライバーがいるので、その人と時間が合えば、色々教えてもらったりしています。

 

 

嫌だった客さん、ワースト3

 

第3位は…

銀座の乗り場から乗って、通常なら通らないような細かい道を指定して、曲がり角を一つ間違えたら、チンピラのお兄さんに電話をつないで、指示に従わなかったことを詰り、タダにしろ!と凄ませた、銀座にお勤めのお姉さん。

まぁ、間違えた事が悪かったんだけどねー

私の手に追えないので警察呼ばせていただきます!と言って解決したけど、銀座〜蛎殻町でどれだけ時間がかかったか…

 

第2位は…

このブログにも登場しますが、車内で大量に吐いたのに一言も言わずに降りて行ったお客ですね。

嘔吐ものは、男と呑んでてベロベロにされて、車内に捨てられる様に乗せられた女性も強烈でしたが、お客の酷さでは、何も言わずに降りて行った、この男性客がダントツですね。

 

第1位は…

ルート確認して、お客さんの指示通りに進行したら、渋滞していて、それにキレたお客ですね。

シート蹴られる、罵声は続く、

未だに、この時どう対応すれば良かったのか分かりません。

 

番外で…

当時は会社が売上控除をしてくれなかった、乗り逃げの話。

最高額は、神田から坂戸の17,000円かなぁ💦

あと、3000円くらいだけど計画的にやられた!と思う乗り逃げもありました。

 

 

こんな人はタクシードライバーに向かない その①

 

自分が特別だと思っているドライバーは、大きな違反や事故で業界を去るケースが多いように思います。

もう少し噛み砕いて書くと、最初から売り上げが良くて、そのこと天狗になるようなタイプ。

売り上げが良いから何をしても良い!そんな考え方に陥ると、罠がスグそこに待っています。

例えば、少しくらいの事故なら報告しなくても許されるとか…

多少の違反なら報告しなくても許されるとか…

銀座の乗車禁止区域違反をしても許されるとか…

 

売り上げが良いから、会社も少しくらいのことなら目を瞑るかもしれません。

それで益々助長してしまうと、一線を越えてしまうことが多いようです。

 

こんな人の例は数多く見てきました。

 

 

さて、ダラダラと書き連ねましたが…

売り上げの話しが出てきていません(笑)

売り上げの話は、大切なんだけど、実は二の次三の次だと思っているところがあるので、その1では触れませんでした。

次回、その理由と共に書こうと思っています。

 

 

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引っ越してきました
はてなブログで、2016年6月から綴っていたブログを、2019年2月11日にライブドアに引っ越してきました。

はてなブログからの移行に際して、2019年2月11日以前のエントリーは、一部を除いてライブドア版には移行しませんでした。
以前のエントリーをご覧になりたい方は、下記ブログをご参照ください。

はてなブログ版「1Boxタクシーの乗務日誌のようなもの」
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名前:Shiwa


気がつけば、タクシー乗務を始めて10年と少し経ちました。現在2社目です。
会社によって勤務名称が異なるようですが、14時~16時の間に出庫しています(たいてい16時かな)
1Boxタクシーには、2015年の秋から乗っています。

ご意見・ご感想などは、blogのコメント欄の他、メール、twitterでもどうぞ…shiwa.1764@gmail.com
@Jw7Moyo


Teitterをまとめたblogを作っています。そちらもご覧ください。
「1Boxタクシードライバーのつぶやき」

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