これは、私が今の会社に入ったときに先輩ドライバーに教えられたことです。
六本木の交差点から、外苑東通りを青山方面に進んだ一つ目の信号、東京ミッドタウン前交差点(地図上の○印の交差点)周りの話です。

ミッドタウンに沿って外苑東通りの信号、分かり難いですが①の方向から進行したときに、ミッドタウン前信号を先頭にした付け待ちの空車が多数います。
また、ミッドタウン前交差点を六本木交差点方向に左折先にも多数の付け待ち車両が見受けられます。

このミッドタウン前信号を先頭にした付け待ちですが「お客さんが良く乗車するポイントなので、付けられる様なら、付けてみるべき」と習いました。
そして「左折した先でも付けられるなら付けてみるべき」と話は続きました。

また、②の方向。
外苑東通り沿いに付け待ちしている空車も多く見受けられます。
ここもお客さんが良く乗車するポイントなので、付けられる様なら、付けてみるべき」と習いました。
六本木


稼ぐ、という観点では私に教えてくれた先輩ドライバーの言い分は正しいのかもしれません。
しかし、私はこの教えに賛同することはできませんでした。


それは、「道路交通法では、交差点内及び交差点直近5メートルの範囲は、駐停車禁止場所」と定めていて、「先頭は道交法違反になる可能性が高いから」だけではあはりせん。

道交法では、駐車を「車両等が客待ち、荷待ち、貨物の積卸し、故障その他の理由により継続的に停止すること(貨物の積卸しのための停止で五分を超えない時間内のもの及び人の乗降のための停止を除く。)、又は…以下略」と定義していて、いわゆる「付け待ち」は、ほとんどの場合「駐車」に当てはまるので、「付け待ち=駐車禁止違反」になります。
ただ、それを厳格に適応してしまうと、タクシー乗り場に並ぶ数台以外はすべて駐車違反に該当してしまいます。
そんな、厳格な話を振りかざしているのではなく、当該のエリアが麻布警察管内だからというのが大きな理由です。

麻布警察署は、タクシードライバーに対して厳しい対応をする警察署として有名です。
それは、管内で発生している交通事故の過半数にタクシーが何らかの形で関係しているからなのですが、それを考えたら麻布警察署管内での「付け待ちリスク」は理解していただけると思います。

それだけではありません、少し古いものですが公表されている麻布警察署管内での交通違反の重点取締場所を見れば、当該箇所が重点取締場所の中に入っていることは一目瞭然です。
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警視庁のホームページより(pdfファイルです)

タクシーに厳しい対応をする麻布警察署管内で、さらに重点取締場所として公表されている場所。
そんなエリアで、「稼ぐことを優先とした付け待ち」という発想自体が私には受け入れられないものなのです。

これは、一例です。
タクシーに厳格な対応をする警察署は麻布警察署だけではありません。
そして、それら警察署の公表している重点取締場所とタクシーの稼げるポイントは一致していることが多く、駐停車禁止場所ではないけれど、駐車禁止場所での付け待ちが横行しているのも現実です。

稼ぐ為に仕方ないと考えるか否か。
タクシーで安直に稼ぐことを考えたときに、思考の分かれ目になると思っています。


追記
こんな危険な付け待ちをしなくても、稼いでいる人を数多く知っています。
だから、「安直に」という一言を付けました。様々お察しください。


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